2017年1月24日火曜日

1月14日、15日に開催した平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」の結果及び平和さんの釣行について報告いたします。


















平成28年3月に企画した平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」は、悪天候のため直前で中止に。平和さんも私たちもとっても残念に思ってました。平成28年9月、平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」をあらためて開催しようと地元のクラブ ピースのメンバーらと企画し平和さんに9月に平成29年1月で土、日の空いてるところはないかと問い合わせたところ「1月14、15日なら空いてますよ。」と返事をいただき開催が決定!

フェイスブックにも

「初めての種子島、かなり楽しみです!

どんな海なのか?
どんな景色なのか?
どんな魚たちがいるのか?


皆さんとの出会いも含めて、全てを楽しみたいと思います。」



と、コメントをくださいました。

今回は悪天候でも釣りが出来るよう、西、東の沖磯、西、東の沖堤防など5ケ所を確保。

1週間前、天気予報を見ると凪の予報!「今回は天気が良さそう。」と、メンバーと喜んでました。
で、4日前、天気予報を見ると、なんと、「最強寒波」の襲来が予想されてました。「果たして釣りは出来るのか?」と、中止も考えましたが、北西の風が強いだけならなんとか釣りが出来る場所があるかも?と、平和さんに来て頂く事に決定!

1月13日、ついに平和さんが飛行機で来島!「もう一日ずれてたら飛行機が飛ばなかったかも?」と、平和さん。なんとか種子島に初上陸されました。

「クラブ ピース」の地元メンバー2人が空港まで迎えに行き、「種子島宇宙センター」を観覧された後ラッキーに来店!平和さんが来られるのをラッキーで待っていた女性のお客様2人にも気軽に写真撮影、サインに応じられてました。本当に優しい方だとあらためて平和さんの人間性に魅かれました。実は、平和さんをどうしても種子島に呼びたかったのは、もちろん平和さんの釣りを間近で見たい、見てもらいたいという気持ちもあったのですが、もう一つの理由は平和さんの人間性にも接してほしいと思ったからなんです。

その日の夜は地元の料理屋で10人ほどで歓迎会を行いました。
参加したメンバーは「本物が目の前にいる!」「いつもテレビで見てる人だ!信じられない!」などと、会えたことに感激されているようでした。
平和さんも歓迎してくれたことに感謝され、釣り談義に楽しそうにして、地元の魚、種子島の焼酎を美味しそうに飲まれてました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間に。
皆、盛り上がって2次回に行くような勢いでしたが、翌日は朝早く出港するため、翌日風が凪ることを祈ってその夜は1次会で解散。

大会1日目は竹崎沖磯での釣行を予定していましたが竹崎の船長から前々日に無理だとの連絡が入り困ってましたが、参加メンバーの尽力で大塩屋の沖磯にて釣りをすることに。

次の日、朝1時皆のマキエを作るため起きてみると相変わらず北西の強風が吹き荒れていました。「果たして釣りはできるのか?」と、不安に思いながら皆のマキエを作りました。

朝5時、参加メンバーが徐々にラッキーに集まり始め、平和さんも5時過ぎに来店。
船長から無理だとの連絡がないので大塩屋漁港に出発。

港に着くと期待に反し、風裏のはずの大塩屋も強い風が吹いている。
船長に出港出来るかと尋ねてみると「出港は出来るけど短い時間しか釣りは出来ないかも?」との事。風がおさまらなければ2、3時間で回収するとの事。ここは船長の判断にまかせるしかありません。この日は平和さんを入れて12人が参加。一度には船に乗り切れないので第一陣が朝7時に出港。
第一陣を瀬に乗せて戻ってくると船長が「風はあるけど意外とシケてないので予定の3時ごろまで大丈夫だよ。」との事。風が気になるが、ひとまず時間通り釣りが出来ることに感謝です。

第二陣が出港し全員が3ケ所の瀬に分かれて乗ることができました。

いざ、瀬に乗ってみると波はさほどないが風が強く釣りにくい状況。私が乗った瀬には4人。
ジャンケンで釣り場を決め、いざ釣りはじめました。

まず別の参加者がヒット!で、あがって来たのはコウメンドウ!(サンノジ)

私にもヒット!竿が大きく絞り込まれる!竿先が叩かれる、叩かれる!「これはきっとコウメ!」と確信!更に竿が大きく絞り込まれる!ラインが沈み瀬にすれているのが解る。で、ブッチン!ラインブレーク!

その後、皆にコウメ、ババグレイなど本命以外が連発しグレは釣れない!
暫くたって30cmほどのグレがヒット!もう一人も同じくらいのサイズのグレをゲット!

午後3時過ぎに納竿。結局、4人でグレを数匹。針外れも多く食いが渋い一日でした。

平和さんは、別の瀬にのられましたが、同じ瀬に乗ったメンバーの感想は、

初日の釣行しか見ていないので初日の感想をいいますね、まず磯に上がった瞬間にあの強風にもかかわらず潮がどう流れているかがすぐわかった事が最初で驚きました! そして撒き餌は一度に全て作らずに3回に分けて作ってました!

釣り始めは手前から探っているようで、あまり沖には投げずに手前ばかり攻めていたように見えました!仕掛けじたいはあまり見てなかったんですけど流れが早く複雑な潮の中でもラインメンディングや撒き餌との同調が凄く上手いなって思いました。

との事。

私が乗っている瀬からも平和さんが釣りをしているところが見えたんですが、ふつうは風を背に釣りをするんですが、途中で風に立ち向かい釣りをし、竿を曲げているところが見えた時には、まさしく「磯を駆ける」男だと惚れ惚れしました。

初日は平和さんは芳しい釣果に恵まれなかったみたいですが、「釣りが出来れば良いです。」
というお言葉にほっとした一日でした。

港に帰って各自検量。厳しい状況の中グレを数十匹、総重量6.86kgも釣っておられる方がいらっしゃいました。凄いですよね。

初日の夜は次に日もあるので、大会スタッフと平和さんとに参加者の2人にも次の日の打ち合わせに来てもらい軽くご飯をたべるだけにしようと思っていたのですが、また盛り上がってしまい予定時間をオーバー!平和さんも大いに盛り上がってました。楽しい時は時間を忘れてしまうんですよね。(笑)

で、次の日、大会最終日!この日も皆のマキエを作るために朝2時に起床。相変わらず北西の風が吹き荒れている。2日連続で「今日は釣りが出来るだろうか?」と思いながらマキエを作成。

朝5時ごろ皆が来店し竹崎漁港に出発。この日は私は参加せず店の営業に従事。
15名の方が参加されました。

ケガだけはしないように祈ってました。お昼過ぎ参加したメンバーから連絡が入り風向きが変わりシケて来たので釣りをやめて帰港するとの事。急な大波にタックルを流された方もいたそう。天気だけは仕方がない。安全に帰港するよう伝えて帰りを待ちました。

2日目に平和さんと同じ瀬に乗ったメンバーの感想は、


「平和卓也さんと釣行を共にして」

風速15mを超える北風の中の釣行。風を考慮して、種子島の最南端の宇宙センターの沖の瀬へ。

それでも横から15mの爆風。



まず圧巻だったのが、ラインメイキング!!

爆風の中、平和さんの仕掛けは、ウキ0号にG4のガン玉。少ししてからそのG4のガン玉を少し切ってしまう。

道糸が横風でふけて、軽い仕掛けを持って行きそうなのに、ウキは安定。投入してからラインが潮に馴染んだら、ウキがゆっくり沈み始める。

何投か見ていると、同じところで道糸をラインメイクしていた。

(サラシの写真参照)

右からの爆風。潮はゆっくり左から右へ。

左足元から出てくるサラシの際を利用し、サラシの力で風の力を殺し安定した釣りをしている。



その次に凄かったのが、マキエワーク!!

仕掛けを約15m先に投入し、マキエを打つ。まぁ当たり前の事ですが、そのマキエの正確さが半端じゃない。

爆風をもろともせず、的確にウキを捉えていた

話を聞くと、シャクは少し長めで、カップはSサイズ。

長さについての平和さん談

「シャクの長さは、身長もあるので一概には言えないが長けりゃ飛ぶってものでもない。しかし、短すぎるのもダメ。自分に合ったものを探さないといけない。」

カップについての平和さん談

「シャクはSにかぎると思っている。Lは、一発でマキエを撒いてしまうので同調が難しい。Sで何回も撒けばいい。自分がマキエを撒く回数が多いのは、そういうことだよ。」

いやぁ~深い!!

聞いたら分かる。けど、気づかなかったら蔑ろにしていたところだ。



そんなんで、釣りをしていると平和さんにヒット!!

47㎝のショウブでした。

竿は1.5号で、周りはシモリだらけ、、、流石です!!

との事。

短時間の釣行、厳しい天候の中、流石ですよね。

滞在最終日の夜は、平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」の表彰式&懇親会。全部で22名の方が参加。皆、サインをもらったり、写真撮影をしたり大いに盛り上がってました。

平和さんのトークショーでは「フカセ釣り」について話され、皆、大いに参考になったと喜んでました。

私は2次会までは付き合いましたが3次会まで行かれたそうです。(笑)

今回、平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」が無事開催できたのは、来島を快く受けてくださった平和さん、大会企画から多岐にわたって協力してくださった大会スタッフ、そして大会に参加してくださったお客様のおかげだと感謝しております。

絶対に私一人では開催できませんでした。大会中も参加メンバーが本当に安全面、釣り場の振り分け検量などに尽力してくださいました。

今日24日、平和さんも自身のフェイスブックに

まずは1月14〜15日に開催された種子島イベントの報告です。

最強寒波が全国に吹き荒れる中、僕自身初めての種子島でした。さすがに釣果は厳しいものになったけど、釣りの楽しさは釣果だけじゃないからね。

はじめての島と海。
温かい人たちとの出会い。
種子島からも、こんなに応援してくれているんだなぁって。
素敵な旅にしてくれたみんなに感謝してます。


ずっと付き添ってくれた地元クラブピースのメンバーもありがとうね。

呼んでくれたフィッシングラッキー種子島様、ありがとうございました。

最後にイベント協賛いただいた、(株)シマノ様、マルキュー(株)様、(株)デュエル様、おかげさまで盛り上がりました。

この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

はじめて釣ったシブダイの引きはずっと忘れないだろうなぁ。。。

と、投稿されてました。

「来年も是非種子島に来てください。」と皆が要望。
平和さんも「是非呼んでください。」と、おっしゃってました。

1月16日、平和さんは素敵な思い出とオーラを残し種子島を去っていかれました。

本当に4日間、ありがとうございました。いたらない点があったことをお許しください。

平和さんの益々のご活躍を祈念しております。

また、来年、種子島でお会いしましょう。




平和卓也氏初来島記念「第一回 ラッキー種子島杯 フカセ釣り大会」最終結果

優勝 名越 裕人 様 総重量 6.86kg

第二位 長野 誠 様 総重量 3.68kg

第三位 川下 友和 様 総重量 1.83kg

第四位 伊豆元 光治 様 総重量 1.65kg

第五位 潮 健太 様 総重量 1.10kg

第六位 八汐 勇喜 様 総重量 1.03kg


大物賞 伊豆元 光治 様 オキナメジナ 45.0cm 1.65kg

外道賞 鎌田 敦 様 ニザダイ 47.5cm 1.65kg

ご参加誠にありがとうございました。











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